schunの山歩き

schunの山歩きの備忘録。参考にされる方は自己責任でお願いします。o(_ _ )o。写真や情報は、天候やその後の整備の状況により変わっている場合がございます。

新緑の新天城トンネルから仁科峠

皆さま、おはようございます。schunです。

先日は、七面山の日記を書いてしまいましたが、

今日は、その前に書いていました伊豆山稜線歩道の

記録を書いていきます。

今回の行程、33キロもありますので、いくつかに分けて。

ということで、今日は新天城トンネルから仁科峠までを

ご案内して参ります。

◼️基本データ

基本情報は、以下の通りです。

f:id:schunchi2007:20191129054433j:plain

右下から斜め左に進み、仁科峠までとなります。

15キロ弱ってところですかね。

アップダウンを拡大してみるとこんな感じです。

矢印のところまでが今回ご案内する区間となります。

f:id:schunchi2007:20191211213023j:plain

この記録は、2019年5月3日に歩いた記録です。

ここからしばらく山は少なめです。

積雪期なので。

ということで、過去記事を中心にあげてく予定です。

ご了承下さいませ。m(__)m

◼️オススメの時期

さて、この区間、オススメの時期は

ゴールデンウィークあたりの新緑と

11月下旬の紅葉の時期となります。

時期は天候により前後いたしますが

ゴールデンウィーク過ぎには石楠花が

三蓋山あたりで見られます。

紅葉はブナの黄葉が中心となります。

三蓋山や猫越岳周辺の黄葉は素晴らしいです。

◼️駐車場

駐車場は水生池下駐車場に無料で止められますが、

仁科峠からの足はありません。

この伊豆山稜線歩道はアクセスが非常によくなく、

タクシーを活用するか、2台で動くかという方法でしか

縦走はできません。

◼️起点は新天城トンネル

f:id:schunchi2007:20191211214025j:plain

起点はこちら。新天城トンネルとなります。

このトンネルの脇から上がって行く感じになります。

トンネルの上にはこんな景色が。

f:id:schunchi2007:20191211214610j:plain

まさかこんなになってるとは、

誰も思いませんよね(笑)

登り切ると旧天城トンネルに到着です!

◼️旧天城トンネル

f:id:schunchi2007:20191211214819p:plain

旧天城トンネルへは国道136号旧道を歩くより

こちらを歩いた方が明らかに早いです。

またこのトンネルの脇を登っていくと、

20分程度で天城峠になります。

天城峠からはほぼ水平的な感じですが、

道が細い上に、急傾斜な場所が多いです。

通行には十分ご注意ください。

途中富士山も綺麗に見えます。

f:id:schunchi2007:20191211215243j:plain

天城峠を西に進むと二本杉峠となります。

◼️二本杉峠

f:id:schunchi2007:20191211215424j:plain

ここには、その名の通り二本杉もあります!

f:id:schunchi2007:20191211215509j:plain

その昔ハリスが通ったり、唐丸カゴで吉田松陰が越えた峠です。

昔の天城峠となります。

ここには、東屋もあり、休憩もしやすいです。

ここから先もしばらく意外と水平な道。

滑沢峠へ向かいます。

道は引き続き狭い感じです。

滑沢峠

滑沢峠周辺は、細くて危険な箇所がちょいちょいあります。

急がず焦らずいきましょう。

f:id:schunchi2007:20191211220113j:plain

特に滑沢峠先には一ヶ所、危険な箇所があります。

砂礫状の急傾斜を削った歩道のため、崩れやすく、

歩道面が法面となっている場合があります。

ストックの携行をオススメします!!

f:id:schunchi2007:20191211220331j:plain

コメントを入れてみましょうか?

こんな感じです。

f:id:schunchi2007:20191212052626j:plain

 

毎年12月上旬にトレランの大会がありますので、

この時期はおそらく歩きやすく整備されている

とは思います。

春は大体こんな感じですので、注意してください。

この危険箇所を過ぎると三蓋山への上りとなります。

◼️三蓋山

三蓋山への上りはどちらも急登。

しかし、ブナ林が美しく、新緑や黄葉の時期は

気持ちいい気分になれますo(^o^)o

ただ、道が不明瞭な感じのところもありますので、

ぜひ地形図を見ながら進みましょう。

 

f:id:schunchi2007:20191211220648j:plain

f:id:schunchi2007:20191211220716j:plain

山頂を越えて、下りてさえしまえば、

道は明瞭。一本道でつげ峠まで行けます。

三蓋山を過ぎると、ツゲ峠、猫越(ねっこ)峠を越え、

途中で富士山も見ながら

f:id:schunchi2007:20191211221155j:plain7

f:id:schunchi2007:20191211221237j:plain

猫越ねっこ)岳に向かいます。

◼️猫越岳

猫越岳手前ではブナ林が素晴らしいですが、

f:id:schunchi2007:20191211221717j:plain

地味ーに登りも素晴らしいです。(笑)。

大変ですので、ゆっくり登りましょう。

猫越岳は眺望は残念な感じ。

f:id:schunchi2007:20191211221645j:plain

山頂を下ると火口湖があります。

◼️火口湖

f:id:schunchi2007:20191211221912j:plainモリアオガエルが生息しているこじんまりとした湖です。

極めて池に近い。。。

ジオの看板もあります。

f:id:schunchi2007:20191211222031j:plain

火口湖を過ぎると展望台があり、いったん視界が広がります。

◼️展望台

f:id:schunchi2007:20191211222205j:plain

ベンチもありますので休憩可能です。

この景色を見た後はいったん激下りし、後藤山を目指します。

後藤山も、山頂樹林帯で景色は見ることができません。

しかし、山頂を越えてしばらくいくと景色は一変します。

富士山も見える

f:id:schunchi2007:20191211222437j:plain

時期があえばミツバツツジも見られます。

f:id:schunchi2007:20191211222524j:plain

下のような景色を見ながら後藤山を下って、

f:id:schunchi2007:20191211222821j:plain

その先の笹原を登り返すと、なべ岩に到着します。

◼️なべ岩

ここも非常に景色が良いところです。

f:id:schunchi2007:20191211222745j:plain

f:id:schunchi2007:20191211222907j:plain

なべ岩を下ると仁科峠に到着です!

f:id:schunchi2007:20191211222946j:plain

今日はここまでですね。

次回は、達磨山を目指し書いていきたいと思います。

この区間、正面に富士山、左には駿河湾という絶景ルートです。

今回も長文をお読みいただきましてありがとうございました!