お東北の飯豊山、大日杉ルートを2泊3日で歩いてきました。
1日目の様子はこちらから・・・。
■基本データ
山のデータは、以下のとおりです。
■出発前・・・・そして日の出・・・。
さて、2日目。切合小屋からのご来光で幕開けです。
ホントは、動画も撮っていたんですが、ピンボケがひどいので、
今回は写真でご勘弁ください。
夜明け前、東の空が黄色、赤色に染まり始めました。
月もしっかり出ているんですけどね。
ご来光・・・・。
太陽の光は、切合小屋も赤く染めました。
朝食を食べながら、ご来光を見て、本日出発ですo(^o^)o
■まずは、草履塚を目指します
右下に雲海が広がる中、草履塚を目指しました。
最初から上りです(笑)。
見方によっては、常念小屋からの横通岳への上りのよう・・・・(笑)
草履塚には、標柱が。
素敵な景色が広がります。
やっぱり稜線歩きは気持ちが良いですね。o(^o^)o
向こう側には、これから向かう飯豊本山が・・・。
■ピークの先には下りが。下ったところが「姥権現」
草履塚をくだり、次のピークに向けてゆっくりと登って行きます。
登り返しの始まりには、お地蔵さんが・・・。姥権現に到着です。
姥権現は禁を破り石にされた「マエ」という女性と言われています。
その昔、飯豊山は女人禁制で、女性が入山することは禁止されていました。
その禁を破って入山したのが「小松のマエ」という女性です。
女人禁制を破ったマエに対し、飯豊山の神様が怒ってしまい、この様な石に変えられてしまったそうです。
石になってしまったマエさんですが、いつもこの地で
登山者の安全をこの場所で見守ってくれています。
登山の安全を祈願して、先に進みます。
■御秘所を越えて本山小屋へ
ここを過ぎると、鎖場になります。
「御秘所」という鎖場です。かなりの高度感ですので、
ゆっくり安全に越えていたきたいですね。
鎖場を越え、一旦またくだると、
ようやく本山小屋への登り返しが始まります。
この登り返しを越えると、本山小屋に到着です。
■本山小屋
本山小屋では、この風景。
やはり絶景ですねー来てよかった~o(^o^)o。
本山小屋の情報
1泊素泊まり 2,500円 テント泊 1,000円
この小屋は、予約なしでも泊まれますが、昨晩も大変混み合ったようです。
入口には、16時前までに受付を行うよう表示が出されていました。
やっぱり、山小屋は混み合うんですね。φ(。。;)メモメモ
このエリアの人気の高さが伺えます。
販売品の情報です。
飲み物等販売品有り。
なっちゃんやコーラなど各種飲み物があるようです。
ただ、この日は小屋終いが近かったため、結構売り切れも
多かったです。
登山バッチは2種類 ヒメサユリとイイデリンドウがあるそうです。
イイデリンドウは小屋番さんの一押しらしく「ここでしか買えない」ものだそうです。
また、ここには、「飯豊山神社」もありました。
御札も販売していて、本山小屋で1,000円で販売していました。
トイレは、協力金100円で借りれます。
水洗式が主でこちらも切合小屋同様清掃が行き届いたトイレでした。
※手洗いは本山小屋前のバケツの水を使う感じです。
続いて水場。
本山小屋の水場の写真をつい撮ってくるのを忘れちゃいました。
(;´д`)。ただ、鎖場なんかもあって、水を汲むのも一苦労
といった感じ。
しかも、夏も早いうちは、雪渓が大きいらしく
取水できないこともあるとか。
この日は、調子よくお水は流れていました。
ちなみにこんなところを通ります。
夜は、避けたほうが良い感じですね。
■いよいよ飯豊本山へ
飯豊山神社でお参りを済ませ、休憩をし、飯豊本山を目指します。
本山小屋からは、20分ほどとのこと。
なだらかな斜面を下って登り返すと飯豊本山頂上となります。
360度素敵な景色が広がります。
この先は、飯豊連峰の稜線の一番素敵な場所だそうです。
実際に歩いてみてもホント素敵で「また来たいなぁ~」と
思いました。
■切合小屋~飯豊本山まとめ
<ルートについて>
切合小屋~飯豊本山は、前回の大日杉~切合小屋に比べ、
明らかにアップダウンは少ないです。
ただ、全くないということではなく、実際、飯豊本山に向かって
登り基調の中でアップダウンを2,3回繰り返します。
切合小屋で体を休めてからのこのルートでしたから、比較的
落ち着いて登ることができましたが、大日杉から本山小屋まで
一日で登るとなると、結構体力的にも集中力的にも神経を使う
ルートだなって感じがしました。
<御秘所・・・。>
かなり高度感があるため、岩が乾いているタイミング登りたいな
とも感じました。疲れているタイミングでは通りたくないな。(笑)
<本山小屋>
・ここの日の出はすばらしいと伺っています。今度来る機会があれば
ぜひここで日の出を見てみたいなって感じました。
・水場は、切合小屋での取水が無難かなって感じました。
1500字過ぎてきちゃったんで、今回はここまで。
次回は、飯豊本山から大日岳ルートをご紹介します。
長文、お読みいただきありがとうございました。o(_ _ )o。