schunの山歩き

schunの山歩きの備忘録。参考にされる方は自己責任でお願いします。o(_ _ )o。写真や情報は、天候やその後の整備の状況により変わっている場合がございます。

倶留尊山(くろそやま)

おはようございます。schunです。

今日は、10月末に登りました山上ケ岳山旅の後日談。

倶留尊山のお話を書いてみます。

ホントは、もうちょっと早く・・・・。

って気もするんですが、この基本データ

歩いている時にとったGPSデータをもとに

全部自分で書いているので

多少時間がかかっちゃうんですね。

申し訳ございません。

仕事がバタバタで、まとまった時間が

取れない状況でございます。o(_ _ )o

忙しくて筋トレもここ数日できていない状況っす。

(泣)

基本データ

さて、そんなで基本データでございます。

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まず倶留尊山(くろそやま)ですが、

三重県奈良県にまたがるのお山になります。

山の入口とも言える、曽爾高原(そにこうげん)が

ススキの名所と知られるところで、当日も

多くの観光客の皆さんが、ススキ目当てに

いらっしゃっておられました。

観光客が多く、その観光客がついでに山も登ってる

感じのお山でございます。

このため、この日も大変混雑しておりました。

お山は、1037.3m。

849mの亀山とセットで登ってきました。

駐車場

自分たちは、最終的にお亀の湯に入る予定でしたので、

お亀の湯に止めて歩きました。

ここには、すぐ下にファームガーデンという施設が

あり、一体的に駐車場整備されています。

ファームガーデンのトイレも利用可能です。

基本、歩いた皆さん

歩くのがあまり苦にならない感じの皆さんでしたので

普通に歩きました。

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しかし、ここからは

30分ほど急登を登ることになりますので

通常は、曽爾高原の駐車場

利用する感じです。

村営の駐車場(下側)にはトイレもあります。

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曽爾高原にはいくつか駐車場がありまして、

駐車料金が600円~800円程度となっております。

下の駐車場ほどお安く、上になるほど高くなる感じです。

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■曽爾高原

ビニールがかかっていて見にくいですが、

このような看板も出ておりました。

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ススキの名所ということで、

気持ちの良い風が爽やかで

とっても心地よかったです。o(^o^)o

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お亀池

感じは、高原といった側面もありますが、

湿原といった側面も持っている感じがしました。

ここには、お亀池という池があり、

基本、雨水と僅かな伏流水

作られている池とのことです。

普通は一周できるようですが、

この日は水量が多く、周回歩道は

通行止めの規制がされておりました。

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「お亀」といってピンとくるのが、

「何か謂れがあるんだろうな~(笑)」ってことです。

ということで少し調べてみました。

お亀伝説

文章で書くと長いので、箇条書きに。

①伊勢の方かこの太良路村へ

美しい「お亀さん」がお嫁に来た

②子供が生まれた

③子供が生まれて、

「私の用事は済んだ」とお亀さん。

実家へ帰ってしまう。

③子供が夜泣きをして

旦那さん困ってお亀さんを訪ねるべく

この池の近くまで来た。

➃お亀さん、迎えに来てくれて

お乳を飲んで子供はぐっすり。

ただ、お亀さん、

「明日からはもう来ないでね」と

旦那に伝えて、帰らせる。

⑤翌日も夜泣きがひどく、

旦那さん再びお亀さんを探し池の方へ。

⑥「もう来るなと言ったのに・・・・」

怒ったお亀さん、たちまち大蛇の姿を現し

旦那さんと子供に襲いかかる。

⑦旦那さん、子供を連れて一目散逃げる。

⑧旦那さん、逃げ帰ると思い病気にかかってしまい

亡くなってしまった。

⑨お亀さん。池に野火が起きてしまい、

その際に亡くなったと言われている。

⑩こういった事件が有り、この池はそれまで

太良路池だったのがお亀池となった。

⑪それからこの村の人たちは「お亀」という

名前をつけなくなったとのことでした。

こんな感じの伝説のようです。

悲しいお話ですね。

ちょっと子供がどうなったのか

気になるところですが、伝説ですので。

 

亀山峠あたりまで登ってきますと、

二本ボソ(山の高いところ)とお亀池をセットで

見ることができます。

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このあと、僕らは、亀山に登りました。

亀山に登ったあとは、倶留尊山へ向かいました。

この周辺ちょいちょい鎖場が

亀山、倶留尊山、この周辺には、

鎖場が何箇所か設置されております。

観光客の皆さん、慣れない鎖に四苦八苦。

僕らも想定外の鎖で、びっくり(°д°)

って感じです(笑)

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鎖場を越え、二本ボソまで来ると、

こういった風景が・・・。

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この日は、天気が雨こそ降りませんでしたが

曇ベースで・・・。

青空だったらもっと良かったでしょうね。

番小屋(二本ボソ小屋)へ

二本ボソを越えると樹林帯に入ります。

番小屋の前まで来ると、

料金看板が設置されていました。

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ここでお金を払って、倶留尊山を目指しました。

山小屋のお婆ちゃんは、

ちなみにここまでモノレールで

来ているようです。(笑)。

f:id:schunchi2007:20191106053937j:plain目指すは倶留尊山!!

下の写真の一番高いところです。

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紅葉が進む林を皆さんで倶留尊山に向かいました。

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だいぶ混雑しておりましたが、なんとか到着。

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標高1037.3m樹林帯の山頂でございます。

僕らはここでお昼。多少ですが山頂広めなため

結構な方がここでお昼を食べられておりました。

僕らも、お昼を食べ終わり、みんなでいろんな話をし、

楽しく過ごしました。

滝川道

その後は、下山を開始します。

下山ルートですが、かなり混雑しているため

途中から、林道を経由して下りることとなりました。

自分が、地図を見ながら、分岐を探しに行き、

ここだろうってところをリーダーに案内し、

そこからは、リーダーを先頭に下って行きます。

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分岐から、林道終点までが全然道型、踏み跡が

残っておらず、しかも急傾斜で

結構下りるのが大変でした。(^_^;)。

それでも、林道に出て、あとはひたすら舗装路を

歩きました。

一般道に合流するまでは、

THE林道!!といった感じの

道になります。

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「滝川道」その名のごとく、

美しい渓谷が林道の脇を通っており

とっても個人的には

癒されちゃいました。(笑)

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一般道合流

林道は一般道(県道81号線)に合流します。

グーグルナビ徒歩で、ここを検索したところ、

この合流点からお亀の湯まで3.4キロ。

48分と出ました。

僕は、この区間歩きましたが、

タクシーなどを利用された方の話ですと

意外と呼べばすぐ来たとのこと。

料金も2,000円弱程度だったようで

(合流点から乗ってはいないと思います)

数人で割れば費用負担も少ないとのことでした。

お亀の湯手前の急登を登ることを考えたら、

2,000円出してタクシーってのもありだなと

個人的には感じました。

そんなで、お亀の湯まで戻り、汗を流して

終了!!といった感じです。o(_ _ )o。

まとめ

★行った感じ~ 登山時期:2019年10月27日

体力度 ★★★✩✩  満足度 ★★★✩✩

もう一回!? ★★★✩✩  

・比較的登りやすい。

・想定外の鎖場があります。

・舗装路は長いので、ぜひ、通常ルートで(笑)。

【注意事項】

・ハイシーズンは駐車場がとても混むそうです。

・滝川道方向は道が悪いですので注意してください。

・倶留尊山登山は入山料500円がかかります。

・お亀の湯は一般750円でした。

・お風呂はとてもいい感じ。でも混み合うのは・・・・。(´Д`;)

・稜線は、太陽を避けるものがないので、サングラスや

 日焼け止めなどの対策を

今回も拙い長文を読んでいただきありがとうございました。

o(_ _ )o。