■熱中症の症状と対処
登山中に熱中症を経験される方、少なくないと思います。(´Д`;)
僕も、よくわからないですが、おそらく熱中症だろう的な症状が出てくることがあるので、少し整理してみました。
まず、熱中症とは、体に熱がこもって起こる異常のことで、その症状は、熱失神(軽度)、熱疲労(中等度)、熱射病(重度)と分けられるそうです。
軽度の場合は、とにかく、涼しいところ、風通しの良い所へ移動して、体温を下げることが重要。室内であればクーラーの効いたところ。 室外であれば風通しの良い日陰へ移動しましょう。
山など何もないところでは、うちわで扇ぐ。風通しの良い木陰で休む。雪や川があればその水をビニールに入れて下の箇所を冷やすことも是非オススメです。
水分も取りたいですね。スポーツ飲料や経口補水液も良いですが、意外なところで、ミネラル成分入りの麦茶も熱中症対策には効果があります。コスパも良いですし、おすすめの一品ですかね。
体を冷やすには、冷えたジュース(凍っているとベスト)などのペットボトル、かち割り氷、氷のうなどとにかく冷えそうなもので体を冷やします。
冷やすところは、首の付け根、脇の下、太ももの付け根。
改善しないようであれば、病院を受診しましょう!!
山小屋には診療所があるところもあります。診療所がない場合は、山小屋へ相談するのもひとつの方法でしょう。
こうなってくると病院に受診が必須になってきます。特に口から水分等の摂取ができない場合や、軽度の症状が改善せず、中度の症状が出ている場合は、特に病院の受診をおすすめします。
山での場合は、山小屋の診療所や山小屋へぜひ相談してみることが先決でしょう。僕の下痢も中度症状だったかも。気を付けないと・・・。
こうなってきちゃうと事態は一刻を争います。
お亡くなりになられる方もいらっしゃいますよね。
ためらうことなく、救急車を呼んで病院へ。山小屋ではぜひ救助要請を。入院加療による治療が必要となってきます。
ついでに熱中症とともに気をつけておきたいのがそれに付随する脱水です。
■脱水症の症状と対処
脱水症状も怖いです。
おしっこの色が濃くなればなるほど、少なくなれば少なくなるほど危険を要しますので、気にしておくと良いですね。
透明~薄黄色~黄色~黄土色~茶色と進みます。
薄黄色 コップ1杯のお水かスポーツ飲料、経口補水液
黄色 250ml~500ml程度のお水かスポーツ飲料、経口補水液
黄土色 ただちに500ml程度のお水かスポーツ飲料、経口補水液
茶色 ただちに1リットル程度のお水かスポーツ飲料、経口補水液
茶色より濃い、赤や茶が混じる 脱水症状以外の問題が考えられる
おしっこ以外で気にしておきたいところをまとめてみました。
イラストは使い回しです。o(_ _ )o
スポーツドリンク
www.os-1.jpなどを取ると良いですね。
また、塩分も大事です。
www.kabaya.co.jpこれらは、予防にもつながりますのでぜひ喉の渇きを感じたらお取りになってください。
中等症、重症では以下のような症状が。水分が取れるようであれば摂取し、病院へ。重症化すると命の危険もありますので。軽く見ないようにしましょう。
最後に、熱中症と脱水症を整理してみました。
早め早めの対応をすることで、命の危険を回避できます。ぜひ、予防に心がけ、日頃から、水分や塩分を摂取するように心がけたいものですね。
自分の備忘録的に書いたので、かなり長い記事になっちゃいました。(´Д`;)。
ずらずらと書き連ねてしまい、申し訳ありませんでした。o(_ _ )o
■熱中症と脱水症の整理